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2017年4月18日火曜日

霧雨の朝

今日も誰かに良い事が沢山訪れますように・・・。





今朝、仕事場に向かう途中考えていたんですがね、
祭りって(お祭り)・・・・、
何かを祝うってのもあるけど、
何かの魂を鎮めるとか、例えば自然災害を神に例えて、
災害が二度とおきないように願ったり祈ったりする祭りもありますよね。

祭りの意味もあまり知らずにみんなさわいでしまうけど、
江戸時代よりもずっと前から続いているものもあって
遡ると(想像すると)その祭りの意味がわかってくるような気がする。

例えば
ある地域で災いがおきて、何人かの近しい仲間や家族が巻き込まれたとします。
そして何年もの間、毎年その日は地域ぐるみで厳かに鎮魂を祈る日になる。
その事が何年、何十年、何百年続いて、
その間に、僕のような少し能天気ぎみの子孫が現れてこう言う。

「悲しんでばかりでは犠牲になってくれた先祖は安心して眠れない。
みんなで歌って踊って、俺たちは大丈夫だから安心して見守って下さいと、
頑張っている仲間の姿を見せなきゃ。」

災いの神のわけのわからない怒りを鎮めるってのもあるけれど、
そんな理不尽な、クソみてーな神になんか負けねえぞこのやろー!
って・・・。

そう強く生きる為の祭りが生まれたかもしれないって・・・。

今朝なんとなく思った。

何を言い出したのかと、言いたいのかと言うと、

あの日を忘れない為に、
強く生きるために、
何十年、何百年後、
祭りのように根付いて
もう二度と誰かが悲しまないように、
祈り続けていけたらいいなって思ふ。

それが昔話のようになってしまっても・・・。

何も出来なくても、
家族の痛みをわかってあげられなくても、
一瞬だけ目をつぶって、
十秒でもいいから祈ろう。
先に行って待っている人と、
ありがたくも生かしてくれた我々とその家族が、
強く生きていけるように。


・・・なんて、たいそうな事を言えたわしではないがね・・・。


あ・・・晴れて来た。


Someday We'll All Be Free











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