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2016年6月27日月曜日

心を掴まれてしまった

日本は平和で豊かな国だ。
そして自分は贅沢だ。
あれが欲しい。
これが欲しい。
これは嫌だ。
もう辛い。
逃げ出したい。
足痛いだのケツ痛いだの・・・。

豊かすぎる僕たちにたりないものが、
とゆうより完全に忘れてしまったものが、
少しわかったような気がする記事がのっていたので
紹介しようとおもふ。

マリ共和国とゆう最も貧しい国を知っているだろうか。
俺もしらなかった。
そして知りたくなった。
西アフリカの方にあるとゆうその国にもサッカー選手を夢見る
子供達がいる。

サッカー選手を夢みるといってもそんじょそこらの子供達とは
目的が違いすぎる。

100円ショップに訪れた子供達は言った。
「高すぎて買えないよ。」

・・・俺は泣いた。



6月22日から26日にかけて鳥取県で開催されたU-16インターナショナルドリームカップ。現地で大会の話題をさらったのはU-16マリ代表の戦いぶりだった。

「心を掴まれてしまった」という言葉で形容したのはテレビ中継の解説者として来鳥していた元日本代表MFの水沼貴史氏。日本も寄せ付けなかった3戦全勝という結果もさることながら、マリは「それだけではない何か」を確かに感じさせてくれることとなった。

 第2戦でそのマリと対戦した日本は「圧倒的な身体能力と迫力」(森山佳郎監督)で押しまくられて、1-2の逆転負け。だが、スコアよりもその内容が日本の16歳に大きな衝撃を与えた。

 沈黙を余儀なくされた攻撃陣では「あんなに何もできないなんて」とFW宮代大聖(川崎フロンターレU-18)が絶句し、「(U-17の)ワールドカップが来年で良かったと思うしかない」とFW久保建英(FC東京U-18)も脱帽するほかなかった。

 守備陣もまた「ビルドアップしていても怖さを感じた」とGK谷晃生(ガンバ大阪ユース)が言い、「個の力の差。日本国内の試合では絶対にないくらいフィジカルの差があった」とDF菅原由勢(名古屋グランパスU18)が振り返ったように、肌で感じたマリの脅威に言及する。

 共通している認識は、「マリは本当に強かった。これが(昨年の)U-17ワールドカップで準優勝するような国の力」(森山監督)ということ。昨年の欧州遠征ではフランスやイングランド、オランダなどとも対戦しているが、チームスタッフの一人は「フランスとかより断然マリが強い」と断言した。

 マリの身体能力は言うまでもなく、連動したプレッシングも見事だった。ただ、何より「相手の雰囲気に飲まれた」と菅原が振り返ったように、懸命さ、ひたむきさという言葉がピッタリくるような温度感の高さこそがマリが持つ最大の魅力だったかもしれない。

 ゴールを決めた選手が涙を流して喜び、日本に勝利した時はまるで優勝したかのようなお祭り騒ぎとなった。その様子を見て「感じるものがあった」と菅原も言う。果たして自分たちはマリの選手ほどの強い気持ち、勝利への執着心を持って戦っていたのかという疑問である。

 マリを指揮するヨナスコク・コムラ監督も同じようなことを感じていた。「日本の選手のテクニックは本当に素晴らしい」などと絶賛のコメントをした上で、同時にこうも言った。

「もしかしたら日本選手の頭の中に『生きるためにはサッカーしかない』という感じではないのかもしれませんね。彼らには他の選択肢があるのかなという印象は受けました。マリの選手は違います。彼らにとってサッカーは、本当に生きるための手段なのです」

 マリは後発開発途上国(途上国の中でも特に発展が遅れている国々で、俗に「最貧国」とも言う)の一つであり、資源が豊富なわけでもない貧しい国である。関係者によれば、マリの平均月収はエリート階層ですら1万5千円ほどで、今回の日本遠征で彼らが訪れた100円ショップでも「高すぎて買えないよ!」という反応だったと言う。月の小遣いが10円や20円という選手もいるそうなので無理もない。

「マリの子供たちの夢は当然プロサッカー選手になることですし、彼らにとってのサッカーとは、家族を生かすための大きな手段なんです」

 このコムラ監督の説明を踏まえると、U-16という世代はまさに貧困から抜け出すための扉に手を掛けた段階。チーム結成から3カ月で迎えた日本遠征は、彼らにとって生まれて初めて飛行機に乗る機会であり、初めての海外であり、初めて迎える本格的な国際試合だった。臆してもおかしくない状況ながら、彼らは勇気ある挑戦者だった。

「(選手選考の)プライオリティーは何よりハートですよ」というコムラ監督の哲学もあったのだろう。「ストリートサッカーで育ってきた選手に集団で戦うことを教えるのが私の仕事」と豪語する指揮官は、練習の前後に必ず国歌を全員で歌うなど「どれだけ代表のユニフォームのために汗をかけるのか」を選手に問うてきたと言うが、その成果はピッチ上にも確かに反映されていた。

 肉体的な能力の差を埋める努力は当然必要で、戦術的に対応することも不可欠だ。各選手はマリとの試合を通じて取り組むべき課題を感じたことだろう。ただそれ以上に「やっぱりハートなんだな」(菅原)という気付きを日本の選手たちに与えたことの意味も小さくない。開催中の欧州選手権を見ていても分かるように、ひたむきに戦うチームが絶対に強いのがサッカーというスポーツの根源にはある。ひたむきに戦う姿勢で「気付き」を与えてくれた若きマリ代表に感謝する日が、そう遠くない未来にやって来ることを期待している。

元記事はこちら


豊かな国に育った私たちは選択肢が多すぎる。
それなのに不平不満ばかりで中途半端だ。
そう・・・俺こそがその典型なのだろう。

子供達に幸あれ。

あの人に沢山の良い事がありますように。

そう願う事だけは日本代表になれるよう、日々がんばろうと思ふ。

https://www.youtube.com/watch?v=A0hogelYhCY




2016年4月18日月曜日

4月18日....まだ空は高い

5年・・・
日々の暮らしと、いっぱいいっぱいの毎日に振り回されながら過ぎてしまった。

自分の無力さと、意気地の無いどうしようもない
自分をごまかしながら時を流され続けてもう5年。

同じ時を一緒に頑張った小さかった子供達も、
尊敬して止まない、自分を一生懸命手助けしてくれた仲間達も、
みんなもう自分の道を、前を向いて力強く歩いている。
ありがとうと言えないまま、もう5年、現場を退いてから早3年。

たまに会ったり噂を聞いて、どんどん頑張っている姿はとても嬉しい。
それだけで良い。

今朝あの日と同じ時間に家を出た。

293号線。

沢山の報道関係の方達や、子供達を見守ってくれているボランティアの方々、
沢山の警察官の方々・・・。
感謝いたします。
ありがとうございます。
俺が言う事では無いのかもしれないけど。
本当にありがたいと思う。

そして祈る事しかできない無力な自分。
馬鹿でどうしようもなくて自分の事しか考えられない、
調子こいた身勝手な自分。
何もしない自分。
前を向いて頑張っているみんなに申し訳ないよ・・・。

でも、わかっている事もある。

頑張って、小さくても幸せを一つ一つ見つけて前を向くその人を見る事が、
その人の横顔を見る事が、背中を見る事が、送り出す事が、
それが俺のたった一つの生き甲斐。




今日はあったかいですね。

The One that Heads to Tomorrow
※俺の最も尊敬する友達の一人,、Iコーチのブログに紹介されていた名曲。

Iコーチ(レジェンド)のブログはこちら